日々是精進、享楽的に。

人生楽しんだもの勝ち。楽しむために日々学ぶ。

ブログリニューアルしました。

タイトル通りですね。はい。

運営方針を変えることにしました。

 

具体的には、川原が今興味あること、やってることを書くブログに変わります。

 

今まではお役立ちブログとして運営してきました…

というかずっと更新してなかったんですが。

けどどうもしっくりこなかったというか。

 

あの頃の自分は今と比較してネガティブ思考だったし、文章も硬いし、いろいろと未熟だったから、今後書くことになるであろう記事と比較するとびっくりするかもしれないけれど。

 

 

ブログを休止している間、いろいろありました。

 

ブログ更新をやめた理由は特にないんです。

ただ単に続かなかったというだけ。

まあ、理由を考えればシンプルで、合わなかったんですよね。

 

自分から発信したいものってあんまりないんですよ。

このブログ以外にもSNSをいくつかやりましたが、たいてい続かなかった。

 

 

更新し続ける、毎日継続する、お役立ちコンテンツを配信する、っていうこのやり方がどうも自分に合ってなかったようです。

 

なんかねぇ、世間の同調圧力というか(笑)

ブログってそうしなきゃいけない、みたいな思い込みが自分の中にありまして。

 

でも最近考えを改める機会があったんですよね。違うなと。

まあアドラー心理学に触れたのが大きいんですけど。

 

 

あと、これはまた別に記事にするつもりなんですが、コンテンツマーケティングにも欠点があることに気づきまして。

 

今までは、お役立ちコンテンツや人の興味を引くタイトルでアクセスを集めるって常識だったじゃないですか?

もちろんそれを否定するわけではないんですけど、それだけではうまくいかないってことがわかったんです。

 

あ、これはあくまで個人の感想ですけどね。

ただ、自分と同じように感じている人がほかにもいて、そしてはっきりと言語化はされないけれど、気づいている人は新しいやり方を実践し始めている。

 

んで、僕はこれからの時代に適応して、楽に、自由に生きていきたいので。

だったら昔ながらのやり方にこだわらず、新しい生き方にシフトしていかないとなぁと思ったわけですよ。

いまいち伝わってるのかどうかわからん理由ですが。

 

そういうわけなので、川原健市はバージョンアップしました。

それに合わせてブログの運営方針も変わります。という話でした。

 

 

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2020年代への絶望と希望

※この記事は2018年に書いたものをほぼそのままの形で投稿しました。

 

 

自分は人間という生き物について、ある意味で絶望している。

 

人間は何も知識を持たず生まれてくる。

そして有事に備えエネルギーを蓄えようとする。

つまり、基本的には怠け者でサボりたがりだ。

 

脳は余計なカロリーを消費しないよう、できるだけ考えるプロセスを省こうとする。

それは悪いことばかりではなく、素早く判断できるというメリットもある。

 

だがこういった性質であるがゆえに、世界は愚か者だらけでもある。

 

歴史から学ばず、同じ失敗を繰り替えす。

相手のことや未来のことを考えず、社会に害を与える人がいなくならない。

 

悪人を嫌っているわけではない。

害悪を振りまく人たちも、その行動で自身の人生を壊している。

私はできるかぎり多くの人に幸せに生きてもらいたいのだ。

ネガティブな感情を持ちたくないという自分のワガママなのだけど。

 

自分がどんなに頑張ろうが、人間のそういう性質が変わるわけではない。

今この瞬間にも無知な人間が生まれ、育ち、そして害を与えているのだろう。

これからもこのサイクルは繰り返されていくだろう。

だから自分は、人間の無知と怠惰に絶望しているのである。

 

反面、人間ならではの良さもある。

生存競争しかない殺伐とした世界に、様々な喜びが生まれるのは人間社会のおかげだ。

 

おいしい料理、いろんな世界を見せてくれる映画、感情をくすぐられる音楽。

安全にくつろげる家や、室温を快適にしてくれるエアコン。

そういった人生を心地よく彩ってくれるものは、人間がいなければ生まれなかった。

 

そして自分は、今の世の中がけっこう気に入ってたりする。

 

たしかに政治や経済に対する不安はあるけれど、良くなっている面もある。

10年前までは考えられなかったようなサービスが無料で受けられる。

特にゲームや動画などのエンタメは消費しきれないほどだ。

まあ課金のやりかたに思うところはあるけれど、これから改善されていくだろう。

 

いままで人間がやっていた仕事がAIと機械に代わっていき、便利になっていく。

単純労働へ割かれていた人材が、より自由な人間らしい活動へと還元されていく。

 なにができるかというより、個人の全人格が総合的に評価される時代になった。

 

 

時代に適応できれば楽しく生きていける。

自分が考える未来は、そんなに悪いものじゃない。

 

問題はその過渡期をどのように生きていくかなんじゃないかと思う。

無知で怠惰である我々は、ついつい過去のルールに囚われてしまう。

適応できれば楽しいが、適応できなければ苦しいだけなのだ。

 

なんとかそのへんを言葉にして伝えていきたい。

このブログはその可能性への挑戦なのです。

自己嫌悪を克服し、ストレスを感じにくい思考を身に着ける。

「楽しむことに罪悪感を感じる」

という人がいた。

 

 

気持ちはとてもわかる。

自分もかつては自己嫌悪がひどく、生きる価値を見出せなかったから。

 

そうなった理由は人それぞれあるとは思う。

本来ならひとりひとりに事情を聞き、最適な解決策を考えなきゃいけない。

自己否定の問題はとても根が深い。

 

 

 

私の場合は、自分を認めることからはじめた。

私は理想が高すぎるところがあり、なにをやっても人並み以上にはできるが、コンプレックスが強すぎてそれを認められないでいた。

 

完璧でなければ満足できないのは不幸だ。

完璧な人間になんてなれないのだから。

 

できないことを数えるよりも、できることを数えるようにした。

失敗したことよりも、成功したことを考えるようにした。

できなかったことよりも、やってきたことを認めるようにした。

 

テストでいい点とったとか、人に褒められたとか、そんな小さなことでいい。

そうやって、ないものよりもあるものを数えたら、意外にいろんなものを持っていることに気づかされる。

 

人は損得を正しく測れないらしい。

リスクやネガティブなものを過大に評価してしまうクセがある。

そしてすでに得ているものは過小に評価してしまう。

 

このクセは自然の中で生きていくために重要なものだった。

リスクに常に警戒し、いざというときに素早く逃げなければ生き残れないからだ。

 

 

そういう性質なのは仕方のないことだ。

けれど本能のままに生きることが正しいとは限らない。

時代はどんどん変わっていく、適応できないものは淘汰される。

よりよく生きるために自分を知り、コントロールしていきたい。

 

自分のできることを数えよう。

失ったものや手に入らなかったものより、あるものに感謝しよう。

 

どんな人も自分の力だけで生きているわけじゃない。

自然の恵みがなければ食品は作れない。

腸内細菌がいなければ消化吸収さえできない。

様々なものに生かされている。そのありがたさを知ろう。

 

家族がいなくても、人は必ずなにかに支えられて生きている。

愛情の不足は幻想だ。世界には愛があふれてる。

あたりまえすぎて気が付けないだけなんだ。

リスクばっかり気にしちゃう本能の悪いクセだ。

 

 

次に自分は、ネガティブな感情をやめることにした。

とはいっても事故や事件のニュースは悲しいし、他人をバカにする人には腹が立つ。

そういうのは仕方ないこととして、ある判断基準をつくった。

 

それをすることでだれかが幸せになるのか?

 

落ち込んだり、怒ったりすることでだれかのためになるのかを考えるようにした。

感情が動いたとき、まずは冷静に問いかける。

 

もし誰のためにもならないのなら、それはきっと無駄なのだろうと判断した。

 

落ち込んで問題が解決することはない。

むしろ動く気力がなくなって損しかしない。

ならきっと落ち込むことは無駄なのだ。

 

怒ることで相手が学ぶとか、自分の望む結果が得られるならかまわない。

でもほとんどの場合、怒ると疲れるし空気も悪くなるし、ろくなことにならない。

だから必要のない場合は怒ることもやめた。

 

こうやって、メリットの有無で行動のすべてを判断した。

それでも感情が捨てきれないときは寝るか遊ぶかして発散している。

納得できないことがあれば本人に、もしくは話せる人と共有する。

 

感情をがまんしてため込むだけだとストレスになる。

ストレスは健康にも脳にも悪く、人生の質を下げる最大の要因だ。

だからそもそもストレスを感じない考え方を身に着け、それでも対処しきれない場合はうまく発散していこう。

 

同じ理由で自己嫌悪にもメリットがないと判断した。

だから自分は自己嫌悪をやめることにした。

 

自己嫌悪を克服するのにいちばん効果があるのは、だれかの役に立つことだと思う。

 

それはネットでもリアルでも、仕事でも趣味でも、なんでもかまわない。

だれかに感謝されると、自分の存在価値を認めることができる。

罪悪感から解放され、生きててもいいんだという気持ちになれる。

 

それは難しいことじゃなくていい。

友人の悩みを聞いてあげたり、辛そうな人を支えてあげるくらいのことでいい。

ほんのちょっとの善意が、周りを助け、自分をも救ってくれる。

そしてその行動の積み重ねが、よりよい未来を作ってくれる。

 

あまりにも情緒不安定なら専門医に頼るのも手だ。

ネガティブは性格の問題だけじゃなく、化学物質の影響もあったりする。

薬を処方してもらうだけで症状が軽くなることも多い。

薬に頼るのは弱さなんかじゃない。気にせず利用しよう。

 

ストレスと病気の関係については、また違う機会に話したいと思う。

 

悲しみに満ちた人生よりも喜びに満ちたものにしたいじゃないか。

そのためには、自己嫌悪してる暇はない。

毎日を、生きていることそのものを楽しんでいくしかない。